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e-nの法則③

今を生きるとは「思考を止める」ことです。

あなたの「今」という瞬間には、いかなる恐れも存在しないはずです。そこに過去の後悔や未来の不安が入り込んで来てあなたを脅かします。これが「思考の仕業」です。『瞑想』は、この思考を止めることに意味があります。瞑想は宗教的な儀式でも修行でもありません。この、思考が止まった時間がわずか数秒でも、その状態を「悟り」とか「解脱」と言います。この表現に抵抗があるなら「完全な愛」とか「完全な幸福」など、何か自分に合う表現を見つけるといいかもしれません。これが円(輪っか)が広がった状態であり、この状態を数秒からどんどん拡張して行けばいいんです。この「悟り」と呼ばれる状態は、誰でも最終的に到達する状態です。ただ今生か来生か再来生かだけの違いです。私たちは「今生で到達したい」と意志したからこそ、このe-nの法則で繋がっています。この「悟り」という完全に定められたゴールへと私たちは歩んでるわけですが、今のあなたは、輪っかの広がりきった状態と縮みきった状態のうちの、たまたま「今の状態」にいるだけなんです。

もし今のあなたが「縮みきった状態(落ち込んでいる?)」にいるとしても、今の状況や出来事に『抵抗するのを止めさえすれば』いつでもこの「縮みきった状態」から脱出する事ができます。

…つづく…